仕事のできる人間

大人になると好きなことが減っていく。
遊ぶことも減るし、友達も減る。
仕事だって楽しくなくなるし、
出会いも減る。


仕事で知り合って、なんとなく話す人
いいところは正しいところ。
いただけないのは、人に正しいを求めるところ。


価値観の不一致?めんどくさい。


ぼくも正しいの好きなタイプだけど
人には求めないし、期待しないし、干渉しない。
鬼のように怒っているけど、同意はしかねる。
正しいけど。


そんな風にしていて、友達はいるのかと不思議。
ぼくは友達なのか?
年齢とともに、判断もおかしくなっている自覚がぼくにはある。
それゆえ相手を許したりもする。
理解できないことを受け入れる。


君と話すと、どうも楽しくないんだけど
なぜ連絡しちゃうのかな僕は。


人は年を取るとどんどん自分勝手になっていくものだと思う。
わがままというより自分勝手に。
皆がそうなっていくんだから、人間関係はどんどん壊れて、相手をキライになっていく。
前からあんな人だった?
と、思わせるには十分なくらい無神経だったり、
自分勝手を押さえきれなくなって。





環境が人を育てるというけれど
ずっと環境が変わらないのは育たないということなのだろうか。
環境が変わるとボケちゃうお年寄りのように、環境の変化にバグを起こしている人をどのようにしたらいいのか。
それは成長なのか。
君をどうしたらよいか考えあぐねている。
君にとって僕は唯一の頼りだということは感じている。
ただ、覚悟をもって戦わないと、心折れるだけかもしれないし、いつまでもバグのままかもしれない。
年を取ると適応力がなくなるんだ。
正しい人ほど。悲しいことに。
君はどうするんだい。




昔、友達が初めて事務職についたとき、
毎日分からないことを1から10迄質問し
理解できないことに正解を求め悩み
環境の変化に対応しきれず
毎日悶々と過ごし
一週間後、社長に
君の顔を見ると憂鬱になる
どうするんだ
と言われ彼女は会社を辞めた。
これはバグは起こしていないと思われるが
環境に、適応できなかった。



仕事ができる人とは
仕事の成果とは限らず
時にメンタルが強いもののことで
時に口のうまいやつのことで
時に適当な人間のことをいう。
どれも、相手の求める人材であることだ。



今日はプラダを着た悪魔をみた。
衣装が素敵で、華やかで
服が好きだった頃を思い出す。
この映画が好きだ、でも、アンハサウェイにも、メリル・ストリープにも、共感はない。
なぜ好きなのか僕は分からない。
ただ、ランウェイを辞めたことは正しい選択だと思うし、ランウェイはその後も変わらないのだろうと思う。
ちなみにぼくが誰目線で映画を見ているかというと、アンハサウェイだ。




ぼくがいつか、職場が変わったとき、このblogを読み返し、少しは冷静な判断ができるといいと思う。
正しいことが全てではなく、なんと思われようがかまわない信念やメンタルが大事で、人間関係は全てを覆すほどの力を持ち、うまくやることやユーモアが大事である。